ADSLモデムは買取かレンタルか?



■ いまでは、モデムの価格も下がり、今後は、1.5M/8M/12Mプランすべてに対応できるタイプが主流になってくるでしょう。

・買取の方がレンタル料分は、月々の負担が少ないので、良さそうですが、フレッツADSLで、スプリッタ+モデムをレンタルした場合は、レンタル料が月々490円です。

・1年レンタルしたとしても、5,880円です。

・12Mの次は、16Mプランが検討されているし、Bフレッツ(光)も価格も下がり、提供エリアも広がってきています。

・16M方式では、当然、その方式に対応するモデムに交換する必要が出てきます。

・ADSLは、送信と受信速度が異なる特殊な方式でもあり、既設の電話線に無理やり、高い周波数の信号を送って実現している方式なので、速度アップに限界があるのと、実際に速度が向上するのは、線路長の短い好条件のユーザーのみです。

・個人的な見解ですが、映像配信や動画付きのチャット(TV会議)、その他、双方向の様々サービスや利用の可能性を考えると、送受信が同速度で、線路長で速度が違うなどの不公平さがない、Bフレッツなどの光方式に行き着くのではないかと思っています。

・モデムの価格が安くなったので、どちらが結果的に、良かったかは予測がつきにくくなりましたが、今、使っているADSLの方式もADSL自体も何年も健在であるサービス(技術)ではないことは、考慮しておく必要があるでしょう。

・個人的には、モデムはレンタルの方がお奨めです。故障したときの対応も買い取ってしまうと、通常の電気製品の故障の時と同じ扱いになります。

・保障期間が切れれば、修理代は実費で、修理中の代替モデムは、貸してもらえないか、あるいは有料かもしれません。

・電気製品の修理期間は大体数週間から、ひどいときには数ヶ月かかることがあります。その期間は、インターネットはつかえません。

・スプリッタの故障の場合は、修理より買い換えの方が安上がりでしょう。これがないと電話が使えません(故障する可能性は非常に少ない機器ですが・・・)。

◆ 2002/11月 追記

・ADSLがかなり普及したことや、旧タイプの製品の在庫がだぶついてきていることなどから、モデムの価格もかなり安価になってきました。

・常に新しいものを追求したい方は別にして、ある程度の期間は使うことが予想できる場合は、レンタルより、買い取りの方が安くつく場合もあります(数ヶ月のレンタル料で買い取りができる場合も・・・)。