■ 直接接続
- ONUのLANポート(インタフェース)から、直接、パソコンのLANポート(インタフェース)へ接続する形態である。
- ONU側とパソコン側のインターフェースがオートネゴシエーションで、全二重接続ができていれば(通常は、パソコン側のインターフェースが余程古いとか、意識的に固定設定していない限りは、このモードで接続される)、ONUとパソコン間は、ベストの速度が得られる。
- インターネット接続に際しては、パソコン側で、ダイヤルアップに相当するPPPoE機能で契約プロバイダと接続する。
・WindowsXP・MacintoshOSXでは、 PPPoE機能が標準であるが、以前のOSでは、フレッツ契約時に配布されるフレッツ接続ツールを使う。
・WindowsXPにおいても、マルチセッション機能を利用可能にするために、WindowsXP対応のフレッツ接続ツールも配布されている。
・接続設定が複数作成できるので、プロバイダ、フレッツスクエア、ブローバなど切り替えながらの使用が簡単にできる。
- パソコンを長時間立ち上げて、接続しっぱなしで、利用する場合は、セキュリティー上、パーソナルファイアーウォールソフトなどを使うことが望ましい(XPには簡易だがファイアーウォール機能があり、設定時に組み込みを選択できる)。
- もっとも、ブロードバンドの性能を引き出せる形態だが、同時に使用可能なパソコン(端末)は1台だけである(パソコンの処理能力にもよるが・・・)。
■ ブロードバンドルータ接続
- ONUから一旦、ブロードバンドルータのWAN側に接続して、ルータのLAN側をパソコンに接続する形態で、複数のパソコンで同時にインターネット等を利用できる。
- ルータの処理能力(スループット)により、回線速度が制限されるが、最近は、安価で高スループットの製品が増えてきたので、セキュリティー面を考慮して、ブロードバンドルータを利用するメリットも出てきた。
|