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・最近の製品は、セキュリティー面から、IDをブロードキャストする機能をデフォルトで停止している製品もあり、直接設定が必要な場合もある。
・データの暗号化は事業所では必要と思われるが、最近の経験から家庭で利用する場合、設定の詳しい人がいないときは、のちのちのために敢えて、暗号化なしで接続の設定のしやすさとパフォーマンスを有線させた方が良いと思うようになった(Any接続を拒否する機能も標準となり、状況が変化したこともある)。
・実際、屋外でSSID(ESID)の通知機能を停止している製品では、接続情報を知らないでつなぐことは難しく、キャプチャーしてモニタ・解析する手間と技術をかける価値がある情報が流れているわけでもなく、家庭ではそこまで必要ないと思うのである。
・MACアドレス制限設定も家庭利用では無理にする設定する必要もないと思う(プロなら、"MACアドレスのなりすまし"も可能とは言われているし、実際問題、家庭で利用する無線LANにそこまでして入り込むメリットはない)。
・電波強度は低く、無指向性であるので、いったん屋外にでると、電波は拡散してしまい、それなりの設備と技術がないと有効な情報を盗聴するのは困難である(筆者も、一応、第一種無線従事者免許を持っているので、多少、無線には詳しいはず(^^?です)。とは言え、無線というのは届いてほしいところには届かないで、届いてほしくないところには思わぬ強度で届くこともあるので、注意は必要。
・SSIDを非通知で他の無線LANへの接続自体はできない場合でも、干渉により自分の無線LANのパフォーマンス低下を生じることがあり、その場合は、干渉の影響の少ないチャネルを探して、設定変更する必要がある。
・無線LANの規格には、2003年現在で、 IEEE802.11b,IEEE802.11a,IEEE802.11gがあり、IEEE802.11bが普及しているが、これからは、理論値54Mb/sの通信が可能で、比較的電波が回り込み安く、家庭でも中継ポイントが不要な2.4GHz 帯を利用し、IEEE802.1b(11Mbps) 製品との混在環境でも使用できる、IEEE802.11g規格のものが増えると思われる。これに対応して製品では、チャネルとモードの選択で、他の無線LANと干渉を最小限にする運用がしやすいだろう。
・結論的には、家庭で使うワイヤレスLANには暗号化までは、必要ないのではないかと思います(パフォーマンスも落ちますしね)。
もちろん出来るなら暗号化も使うほうが安心感はあります。ですが、設定変更するための情報をきちんと管理して、自分で対応できる方や身近に相談できる方がいることが必要です。
無線LANで使っているノートパソコンを出先へ持っていって、ダイヤルアップ接続の設定をして貰って使った後、自宅で接続できなくなり、操作しているうちに無線LANの設定を削除してしまい、助けを求められたこともあります。設定画面に入るためのIDとパスワードも分からないし、当然、暗号化パスワードも分からない始末で、面倒な作業になりました。
・これが、問題のIEEE802.1X認証設定
・ここは、アクセスポイント構成かどうかの設定、利用可能なネットワークの設定で問題はないでしょう。