外線発信番号設定時の注意点

会社や出張先のホテルなど、外線（社内や建物内への内線ではなく、普通に電話かける場合）発信するときに、最初に０などを押す必要がある場合があります。

この時は、

１，コントロールパネル＝＞モデムを開いて、ダイヤルのプロパティを開きます。

２，外線発信番号を設定する（ダイヤル方法も念のため確認しておく、プッシュ回線はトーン、ダイヤル式はパルス）。

３，ダイヤルアップネットワークを開いて、該当の接続アイコンで右クリックして、プロパティを開く。

４，接続方法の設定をクリックして、接続のタブをクリックする。

４，接続オプションのトーンを待ってからダイヤルするのチェックを外し、ＯＫをクリックして設定する。

注意
２項の外線番号設定ではうまく行かない場合は、ここは空白にしておいて、３項で、プロパティを開いたときに、
①　市外局番とダイヤルのプロパティを使うのチェックを外す。
②　電話番号の欄へ外線発信番号とポーズの指定でピリオドを入れて、目的の電話番号を設定する。

例　０が外線発信の場合

　　0.123-4567 => 0の次続けて　，　（カンマ）を入力して番号をいれると、一時停止してから (ほとんどのモデムの場合は、2 秒間)、ダイヤルを続行します。

これがうまくいかない場合は、カンマの代わりに、Wを入れるとトーンを待ってから発信します（Windowsのバージョンによって、#が有効の時もあるようです）。

Windows２０００では$を使うと通話カードのプロンプト音を待ちます
他に、 P トーンダイヤル (プッシュ式) からパルスダイヤル (回転式) に切り替えます。

T パルスダイヤル (回転式) からトーンダイヤル (プッシュ式) に切り替えます。

などの記号で制御できます。Windows９５、９８、NT４、２０００で多少記号が異なるので、WindowsのヘルプでRAS設定を確認するとよいでしょう。

参考
接続オプションのトーンを待ってからダイヤルするは、電話機をあげて、ツーという交換機側からの接続準備ができたという信号を確認してから、ダイヤルするというもので、通常は、チェックを入れておくほうが確実に接続できるし、アナログ回線をブランチ接続で使用している時に、どこかの分岐で回線を使用していたら、トーンを確認できないので、謝ってモデムがダイヤルすることがない。

しかし、０発信の回線では、０をダイヤルしてからでないと、トーンが返ってこないので、このチェックを入れているとトーンの確認ができないので、モデムは最初の０の発信を行わない。結果、いつまで待ってもトーンを確認できないので発信ができないと言うことになる。