高位レイヤ整合設定



これは、ISDN対応機器間で互いの機器を認識して通信を行うためのもので、家庭で使うTAの設定では、たいてい行わないと設定する。

この設定をすると、例えば、G4ファックスやFDトランスファー、ディジタル電話機などが接続されていると、発信装置の種別に合わせて該当する機器が応答する。必要がないのに、この設定をするとISDN機器との通信ができなくなるので注意。

注意

一部の機種での設定ユーティーリティーソフトで、通信クラスの設定としている場合があるようで、この項目を電話やファクスに指定しまうと、整合機能がない機器(一般の電話機やファックス)を接続すると、アナログ(一般電話)からは着信できるが、ISDN回線やデジタル携帯からでは、機器が接続されていないなどのメッセージが流れて接続できないことがあるので注意。

たいていのTAでは、初期設定で、高位レイヤ整合や通信クラスは設定していない状態となっているはずなので、必要がない限り、設定を変更しないのがベストです