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FastCopyとBatファイルのログ

FastCopyをバッチファイルで実行するときにログ指定をした時、文字化けで記録されることがある

BatファイルがShift-JISでFastCopyがUTF-8のためで、FastCopyの旧バージョンでは、ログの文字コード指定ができたが、最近のバージョンでは、できない

そこで、コマンドプロンプトの文字コードを変更する必要がある

chcp 65001を記述するとUTF-8の文字コードでコマンドプロンプトが動作する

chcp 65001

date /T >> “C:\bat\backup.log”
time /T >> “C:\bat\backup.log”
echo “バックアップを開始しました” >> “C:\bat\backup.log”

“C:\Program Files\FastCopy\FastCopy.exe” /cmd=sync /acl=FALSE /exclude=”$Recycle.Bin\;$WinREAgent\;System Volume Information\;” /auto_close /force_close /error_stop=FALSE /skip_empty_dir=FALSE /log /logfile=”C:\bat\backup.log” “E:\” /to=”H:\”

date /T >> “C:\bat\backup.log”
time /T >> “C:\bat\backup.log”

echo “**************** backupバックアップが完了しました *******************” >> “C:\bat\backup.log”

FastCopyの¥指定

FastCopyで、コピー先指定の末尾に¥を付けた場合は、フォルダを作って、その中にコピーされる

例 e:ドライブには、testフォルダのみがある

“c:\test\tools” /to=”e:\test\” では、testフォルダ配下にtoolsフォルダが作成されて、c:\test\tools内のファイルとフォルダがコピーされる
e:\test\tools

“c:\test\tools” /to=”e:\test” では、test配下にc:\test\tools内のファイルとフォルダがコピーされる
e:\test

例 e:ドライブには、test\toolsフォルダのみがあり、フォルダ同期をする場合は、¥を付けない

“c:\test\tools” /to=”e:\test\tools”

FastCopyの除外フィルタ設定

FastCopyは、なんでもコピーするので、注意が必要

ファイルサーバへThumbs.db、desktop.iniがいつの間にかコピーされていて、フォルダが空なのに削除できない事象が起きることがある

※この場合、タスクマネージャーを起動し、エクスプローラーを再起動して、直ぐに、フォルダ削除すると上手くいくことがある

ジョブ登録やバッチファイルでコマンド実行する時は、Exclude設定をしておくとトラブルが少ない

GUIでは、フィルタをチェックして、Exclude欄へ記載
区切りは、;を記載

Thumbs.db;desktop.ini;

ルートドライブをバックアップしたりするときは、以下も設定

$RECYCLE.BIN\;System Volume Information\;
Thumbs.db;desktop.ini;

バッチファイルの記載例

“C:\Program Files\fastcopy\fastcopy.exe” /cmd=diff /acl=FALSE /force_close /error_stop=FALSE /skip_empty_dir=FALSE /Exclude=”$RECYCLE.BIN\;System Volume Information\;Thumbs.db;desktop.ini;” /log /logfile= “C:\Program Files\fastcopy\backup.log” “コピー元パス” /to=”コピー先パス”