アナログとデジタルの話1(デジタル化について) のところで、音声を0と1の組み合わせの設計図で、通信相手に送り、受信側では、設計図を元に再生するという仕組みを説明しました。 |
デジタルでは、”0”と”1”を図の様に四角いパルスで送信します。 パルスの幅は、”1”の高さをどれくらいの時間維持して送信するかで決まります。 このパルスの幅は長くても短くても、”1”は、”1”です。設計図に影響はありません。 |
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このパルスの幅を決定するのは、機器がどれだけ短いパルスを作れるか、また、受信して識別できるかに、かかっており、素子の性能向上や光伝送技術の進歩により、テクノロジーは進化し続けています。 さて、前図の電話1回線あたりのパルスの幅を半分にしてみたのが、下図です。 |
パルス幅を半分にしてできた隙間にパルスを入れて、1つの回線にまとめて 見ましょう。 |
このようにして、電話2回線を1本の電話線で送ることが可能になります。 受信側でちゃんと順番通りに取り出して、分離すれば、混線することもありません。 |
参考 |